• 自分でやってみよう!!

お家でネジやボルトを黒くするDIY(黒染め)

黒染めBeforeAfter

DIYをやっていて黒いネジの方が見た目がかっこよくなることありますよね。家にあるもので簡単にできる方法があったのでご紹介します。ちょっとした実験みたいな感じで楽しいですよ。他にもスプレーで金属に塗装する際に塗装がはがれにくくなる方法と市販の黒染め液を紹介します。

1.サンポール(塩酸)と紅茶で黒染め

2.スプレーで塗装

3.黒染め液を使用

4.まとめ

1.サンポール(塩酸)と紅茶で黒染め

お家にあるものでネジを黒く染めることができます。使うものはサンポール(塩酸)と紅茶‼サンポールでなくても成分が塩酸であればOKです。私が使用したのはダイソーで購入した「ナイス」です。紅茶も近くのスーパーで買った一番安いものを使用しました。

ナイス1

ナイス2
紅茶

以下に方法を記載します。
①紅茶を濃いめに入れる
②塩酸と紅茶を混ぜる。比率は染めたいものの材質によって変わると思いますが今回は紅茶60gとナイス90gで実施。2:3の比率です。これで自家製黒染め液が完成。
③ネジを入れて一晩放置する。
④取り出したネジはよく水で洗う。

※洗い方が甘いと錆びることがあります。しっかりやりたい方は重曹やセスキソーダ水溶液で洗うと中和されてさびにくくなります。

Before_After

このような手順でネジを黒く染めることができます。
原理としては、紅茶に含まれるタンニンという成分が鉄と結合しタンニン鉄を作ります。タンニン鉄の被膜がネジ表面にできることにより、色が黒くなり錆にも強くなるそうです。ちょっとした実験としてやってみるのも良いと思います。
ただし、この方法で黒く染まらないものもあるようです。ネジの材質やメッキの状況によってはうまくいかないこともあるのでご注意ください。実際にネジでは成功しましたがユニクロメッキのボルトでは何日液につけても全く黒くなることはありませんでした。

2.スプレーで塗装

ネジを黒くしたいとき一番に思いつくのは塗装かもしれませんね。ただし通常のスプレー塗装の場合金属への密着性が悪く、引っかきに弱くすぐはがれてしまうことがあります。そんな時は塗装前に下地を塗っておくと密着度が上がります。私は以下の商品を試してみました。

塗装

左側のボルトが下地にミッチャクロンを塗ってからスプレーをかけたもの、右側は塗らなかったものですが、右は爪で引っかくと塗装がすぐに取れてしまいます。一方でミッチャクロンを塗った左側のボルトの方は大分はがれにくくなりました。ミッチャクロン自体は無色透明で塗布後の見た目は何も変わりませんが効果は絶大です。

3.黒染め液を使用

1.ではお家でできる黒染め液の作り方をご紹介しました。お家で作るのが面倒だという方は市販の黒染め液が販売されております。ものによって使用できる材質が異なるようです。使用する材質を確認してからどの商品にするか選びましょう!!
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4.まとめ

✅お家で黒染め液の作成が可能。ちょっとした実験として最適!!
✅金属塗装の前に下地塗装をすることで密着性が格段にUp!!
✅面倒な方は市販の黒染め液を購入する!!

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