• 自分でやってみよう!!

激安3Dプリンターと無料3Dデータを使って遊んでみよう!!

最近、我が家に3Dプリンターを導入してみました。

3Dプリンター??

なんだか難しそう、、、とか、高価なんじゃないか?とかそんなイメージを持っていませんか?

実は、現実はイメージと異なり、3Dプリンターは意外と安いし、操作も割と簡単です‼

今回は私が購入した安くて簡単な3Dプリンターをご紹介します。

モノづくりが好きな人にとってはすごく楽しいおもちゃになると思いますよ。

1.激安3Dプリンター

2.レビュー

3.オススメの3Dデータサイト

4.まとめ

1.激安3Dプリンター

まずは、激安の3Dプリンターをご紹介しましょう。

なんと3Dプリンターが11000円で買えてしまいます。

EasyThreed K7という機種で、EasyThreed Technologyという中国の会社の製品になります。

特徴は以下の通りです。

①操作がとても簡単
 ちゃんとマニュアルもついてきます。

②プリント中の音が静か 
 60db以下(走行中の自動車内くらい)

③とてもコンパクト。
 235mm×175mm×270mm

④激安!!

とりあえず3Dプリンターがどんなものかを試してみたい方に非常におすすめです。

一応製品仕様をのせておきます。

ノズル直径0.4mmフィラメント材料PLA
ヒーター温度180-230℃推奨温度PLA: 180℃
印刷速度10-40mm/s層の厚さ0.05-0.2mm
成形サイズ100x100x100mm製品サイズ175x235x270mm
対応システムWindows, Mac接続TF card USB
ファイルフォーマットSTL G-codeファイル変換ソフトEasyware, CURA
電力入力100-240V AC 50/60Hz最大パワー30W
作業温度5℃-35℃作業湿度30%-90%

2.レビュー

では、早速レビューしていこうと思います。

梱包は意外とちゃんとしています。

内容物はこちらです。

①説明書
 日本語もあります。

②本体
 オレンジ色ということもあり、少し安っぽいです。

③USBケーブル
 本体とPCを接続して印刷する際に使用します。

④USB(SDカード内蔵)
 PCからデータを保存して印刷する際に使用します。

⑤フィラメントスタンド
 フィラメントを置くためのスタンドです。

⑥PLAフィラメント
 サンプルのフィラメントがついてきます。

まずはこれらを組み立てる必要がありますが、組み立ては非常に簡単です。

ネジを4つ閉めて、コネクターをいくつか繋ぐだけです。

組み立てが終わったら早速プリントしていきましょう!!

操作手順はメーカが動画を出してくれていますので参考にしてみてください。

ざっくり説明すると以下のような感じです。

① 電源アダプターをつなぐ(0:54)

②ホームボタンを押す。(1:00)
 ノズルが下がってステージに近づきます。

③ステージ調整を行う。(1:16)
 ステージの4カ所でA4用紙程度の隙間になるように調整します。
 ステージは手動で動かしますが少し硬いので動かすのが怖くなりますが結構力入れて大丈夫です。

④ノズル位置を上部に戻す。(1:56)
 再生ボタン▶を3秒長押しで1センチずつ上昇するので何度か押してください。

⑤フィラメントの取り付け。(2:06)
 フィラメントをノズルの上の穴に入れた状態で本体のスイッチを左側に動かすと自動でフィラメントがノズルに入っていきます。なんだかうまくいかないときは、何回かスイッチを入れなおしてみると動いたりします。ノズルからフィラメントが出てくるようになったら止めてください。

⑥SDデータが入ったSDカード(TFカード)を本体に挿入する。(3:00)

⑦再生ボタン▶を押すと印刷が開始します。(3:08)

以上の通り操作は結構簡単です。

ただ、データをSDカードにどうやって入れればよいかが説明されていないようなのでそこについて説明しておきたいと思います。

1.パソコンにスライサーソフトを入れる。


スライサーソフトとはどの様にプリントするかを設定できるソフトのことです。

オススメは「cura」です。比較的簡単に操作できると思います。

↓こちらの通りにやればできると思います。

ただ、1つだけ注意点があります。

最初に使用する際にプリンターの追加をする必要がありますが、選択欄に「EasyThreed K7」が見当たりません。

代わりに「Custom」から「Custom FFF printer」を選択してください。

そうするとEasyThreed K7で使えるようになります。

2.3Dデータサイトから3Dデータをダウンロードする。

私が愛用している3Dデータサイトはこちらです↓↓

MakerBot Thingiverse

無料ですし、いろいろ面白い3Dデータが投稿されていて、見ているだけでも楽しいです。

作りたいデータが見つかったら、クリックします。

例として土偶をご紹介します。https://www.thingiverse.com/thing:1716261

クリックした後、赤▢の「モノのファイル」をクリックし、緑▢の「ダウンロード」で3Dデータがダウンロードできます。

3.3Dデータを付属のUSB(SDカード内蔵)に保存する

ダウンロードしたデータをダブルクリックすると先ほどインストールした「CURA」が立ち上がります。

どの様なモデルをプリントするかによって最適な設定は変わりますが、今回はこの土偶がうまくプリントできる設定をご紹介します。

緑▢をクリックすることで、使用するフィラメントを選択する画面が開きます。

使用するフィラメントを選ぶとそのフィラメントに合った設定にすることが可能です。

もし、使用するフィラメントがリストにない場合は、材料の種類だけでも合わせてやるとよいと思います。

今回は「Chromatik PLA」の「PLA」を選択しました。

赤〇の「カスタム」をクリックすると詳細設定が可能です。

青▢の「スライス」をクリックすると、実際にどのようにプリントされるかを表示できます。

そのまま、使用しているフィラメントの設定でプリントしても良いのですが、おすすめの詳細設定もご紹介しておきます。

個人的にはサポート設定が結構大事だと思っています。

「カスタム」⇒「サポート」に進み、「サポート開始」にチェックがついていない場合はチェックしてください。

おすすめ設定は「サポート配置」を「ビルドプレートにタッチ」にすることです。

これによって、余分なサポート(水色部分)を除くことができます。

↓ビルドプレートにタッチを選択した場合

↓全体を選択した場合。

「サポート配置」で「全体」を選択すると、サポート(水色部分)がたくさん入ってしまって印刷後に取り除くのがすごく大変です。

全体を選択した場合↓↓

サポートの設定でもう一つオススメが「サポートZ距離」の変更です。

サポートZ距離とはサポートと印刷モデルの間の距離のことで、大きくするとサポートが外れやすくなります。

ただ、大きくしすぎるとサポートの役割が果たせなくなるので注意です。

今回の初期設定は0.1になっていますが0.15くらいにすると大分サポートの除去が楽になると思いますよ。

印刷設定が終わったら、「スライス」ボタンを押します。

すると次のような画面になります。

右隅の緑▢で囲ったスクロールバーを動かすと、モデルの断面を見ることができます。

その断面がどのように印刷されるかを見たい場合は緑〇を押すと、ノズルが動いて実際のプリントを再現してくれます。

問題なさそうであれば、付属のUSB(SDカードを差したもの)をPCに差し込んだ状態で橙▢の「ディスクに保存する」をクリックしてください。

これでUSBに挿しているSDカードにデータが保存されます。

これで準備完了です。

SDカードを取り出して本体に挿入して印刷を開始しましょう。

操作手順へ

ご参考まで、CURAの操作についての動画をご紹介しておきます。

3.オススメの3Dデータサイト

最後におすすめの無料3Dデータサイトをご紹介します。

色々と検索してみて気に入ったものがあればどんどん印刷してみましょう。

MyMiniFactory

海外のサイトですが、日本語翻訳でページを表示すれば特に問題なく使用できます。

例として「octpus」と検索してみました。

5件ヒットしています。

その中から好きなものを選んでクリックします。

今回は青▢で囲ったものをクリックしてみました。

すると以下のような画面になります。

さらに赤▢の部分をクリックするとダウンロードページにいどうします。

最後に緑▢の「ダウンロード」を押すとデータを取得できます。

海外のサイトでは、英語で検索をかけないといけないのが少し厄介ですね。

今回「octpus」で5件ヒットしていますが、「タコ」と検索してもヒットしません。

YouMagine

こちらも海外のサイトです。

同じように「octpus」と検索すると16件ヒットしました。

こちらのサイトの方がヒット数が多いようですね。

今回は青▢のタコをクリックしてみます。

ダウンロードページが表示されるので、赤▢の「ダウンロード」をクリックすると3Dデータを取得することができます。

モデラボ

最後に日本のサイトもご紹介しておきます。

タコで検索すると8件出てきます。

なんだかタコっぽくないものも出てきていますが、今回は青▢のタコをクリックしてみました。

そのあと表示されたページで「ダウンロード」をクリックするとデータを取得できます(赤▢)。

日本のサイトなので日本語での検索が可能です。

少しデータの数が少なそうな印象です。

以上使いやすそうな無料の3Dデータ取得サイトのご紹介でした。

4.まとめ

☑3Dプリンターは1万数千円で購入できます。

☑操作も簡単。

☑3Dデータを無料で取得できるサイトも多数ある。

ということで、

3Dプリンターってなんだかハードルが高いなぁーと思っていた人も一度試してみるときっと楽しめるはずですよ。

こちらの記事もオススメです。

⇒3Dプリンターでオリジナルの指輪を作る


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